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zoom RSS 社説考論:こんな日本に誰がした。(臨時国会開かれる)

<<   作成日時 : 2009/10/29 12:20   >>

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 自民党の谷垣禎一総裁が、野党として初めての衆院代表質問に臨んだ。

 かなり、やりにくかったに違いない。借金ばかりが膨らむ財政を健全化しようという姿勢がみられないと政府を批判すれば、鳩山由紀夫首相に「あなた方に言われたくない。こんな財政にしたのはだれか」と切り返される。

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で閣僚の足並みの乱れを突けば、「いままで10年以上、結論を出さなかったのはどの政権か」と反論を浴びる。

 鳩山政権を批判すれば、そのままかつての自民党政権への批判となって跳ね返ってくる。自らの過去を総括し、捨て去るべきものと決別したうえで新たな足場を築かない限り、この悪循環からは抜け出せない。谷垣氏はそのことを痛感したのではないか。

 政府の政策の誤りや矛盾、あいまいさを指摘し、問題点を突くのは野党の大切な役割だ。そこに有権者の期待がある。ただ同時に、自民党が再び政権を握ればどうするのかも聞きたい。この点で、明確なメッセージが感じられないのだ。

 谷垣氏は、地元の理解を得ないまま八ツ場ダムの建設中止を表明した政府の手法を「政治主導という名の政治暴走」を感じると非難した。では、自民党なら従来通り巨費を投じて建設を継続するのかどうか。態度を決める必要がある。

 閣僚と副大臣、政務官の「政務三役」が予算編成などを仕切っている現状も批判した。だからといって、以前の官僚依存型に戻せと言うわけにもいくまい。

 自民党が選挙で敗れたのは、これまでの政治のやり方、ありようへの有権者の不満が臨界点を超えたということだろう。この民意に自民党は応え、新しい回答を用意しなければならない。かつての政治への逆戻りで活路が開けないことははっきりしている。

 長期政権時代への郷愁や惰性は、抜けにくいのだろう。政権奪還への道を探るために、谷垣氏をトップに創設した「政権構想会議」では、古参議員から「自民党は政策の失敗をしてきたのか」といった声があがった。現実の厳しさを直視するのは容易ではない。

 必要なのは、これまでのやり方を否定するところから議論を始めることではないのだろうか。それなしに新たな自画像を描くのは難しい。

 野党になって40日余り。その現実、重さが党内に浸透するにはまだ時間がかかるかもしれない。だが、自らに切り込む総括の作業を急がない限り、反転攻勢の足がかりはつかめない。立ち位置を定めないまま新政権をいくら批判しても、天につばするだけに終わりかねない。

 政権を目指す2大政党の一翼として再生するには、その覚悟がいる。
(朝日新聞より)



 まずは野党にとっても与党にとっても相手を批判ばかりしても始まらないと言う事を理解するべきだろう。


 国民の多くも自民党政権化の特にこの20年の政策の失敗にホトホト嫌気が差したのが今回の選挙結果であろう。


 自民党も今までの野党の様な戦法では国民の信頼を回復できないのは昨日の国会論戦や今朝の新聞を見れば痛感したのではないか。


 今までの野党はほとんど政権にいなかった故に過去の責任を問われる事が殆どなかった。


 しかし、今回の野党自民党は、数ヶ月前まで途中、中断期があるにせよ60年近くを政権党としていたのであるから、財政に関しては言えば言うほど天に唾するのと同じであろう。


 だからと言って、このまま何もいえないのかと言えばそうであっては将来に対する禍根になろう。


 自民党はそこの所を踏まえて、自己批判と自己改革を一日も早く行っておくべきであろう。


 そしてそれを国民に訴え掛けなければ再考の芽が摘まれてしまうであろう。


 民主党もあまり他党の批判ばかりする必要はない。


 国民の多くは財政に関して自民党にだけは言われたくないと思っているに違いない。


 その上で、政権を取る前から膨大な財政赤字は承知の上だったはずだ。


 これから先、自身の政策はその借金と向き合いながら政策を行っていかなければならない。


 自分たちのせいではないから考えなくて良いわけではない。


 忸怩たる思いはあるにせよ現実とは向き合わなければならない。


 これは与党、野党を問わずに考えて欲しいものだ。

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