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zoom RSS 被害者の父、裁判参加について語る。

<<   作成日時 : 2009/07/07 12:30   >>

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 大阪市の飲食店従業員の木下智仁さん(当時24)が殺害され、切断された遺体が岡山、島根両県に遺棄された事件で、殺人と死体損壊、死体遺棄罪に問われた男女の裁判は6日、鳥取地裁(小倉哲浩裁判長)が山口県宇部市、無職森山雪乃被告(25)に懲役18年の判決を言い渡し、一審判決が出そろった。男女両方の裁判に被害者参加制度を利用して加わった被害者の父、之人(ゆきと)さん(48)は判決後、県庁で会見し、「色々と制約があり、裁判所にはもっと柔軟な対応をしてもらいたかった」と同制度の問題点を指摘した。

 同制度は被害者感情なども裁判に生かそうと昨年12月から導入され、被害者やその遺族が、質問をしたり、求刑したりできるようになった。今回の事件では絞殺し、死体を損壊、遺棄した山本大地受刑者(23)の公判は6月2日から4日まであり、懲役20年の一審判決が確定した。共犯とされた森山被告の公判は6月30日から7月2日まで開廷され、6日判決公判があった。之人さんはこの間、ずっと出廷し、意見を述べるなどして裁判に参加した。

 「検察官の横にずっと座り、さらし者になった感じがします」。之人さんは率直な感想を語った。山本受刑者の公判では「命を持って償う気持ちはあるのか」「こんな犯罪を起こしてこれからも生きていくつもりか」などと聞いて欲しいと検察官に頼んだ。ところが、検察官が裁判官に質問の是非を問うと「不適切な内容」として許されなかったという。「当たり障りのない質問しかできない。これでは参加した意味がない」と振り返った。

 裁判制度に関する説明も不十分だったという。山本受刑者、森山被告の裁判とも、裁判官、検察官、弁護士が非公開で争点整理を行う「公判前整理手続き」が開かれたが、裁判所も、地検も手続きの内容を教えてくれなかった。之人さんは「手続きでは争点など重要なことが話し合われる。遺族の裁判への参加を認めるのなら、事前に手続きで何が話し合われたのか、参加する遺族に知らせるべきだと思う」とも話した。

 求刑や判決にも不満が残った。「理由もなく、突然、殺害されたうえに、バラバラにされた遺体を山中に捨てられた。日本では殺人事件の被害者が1人だと死刑にはならないと知っていたが、やはり遺族は、極刑でない限り受け入れることができない」

 森山被告の公判では、山本受刑者の時よりも、遺族の気持ちをより伝えたいと、代理人を頼んだ弁護士に「死刑、もしくは無期懲役」と求刑してもらった。森山被告の判決で小倉裁判長は「遺族の気持ちは十分に理解できる」と之人さんに理解を示してくれたが、「他の事件の量刑を踏まえた公平さを配慮した」として極刑は回避している。

 「親として何もしてやれずに智仁に申し訳ないという気持ちでいっぱい。被害者参加制度は重要な制度だが、加害者の権利が優先されていないだろうか。裁判所、検察庁ともに、もう一度、被害者とその遺族の権利や、思いを考えて欲しい」と厳しい表情になった。(倉富竜太)
(朝日新聞より)


 被害者遺族の気持ちはよく分かる。


 20年近く育ててきた息子がある日突然殺される。


 こんな理不尽な事はないであろう。


 目には目を歯には歯を。


 人を殺したのだから自分の命で償えと言ってやりたいのだということはわかる。


 だが、日本は法治国家である以上、望んだ通りに必ずなる訳ではない。


 また、裁判である以上感情をそのままぶつける事もまた相応しくないのであろう。


 だが、今回の被告も良く考えるべきだ。


 今回の被告だけに限らないのであろうが、人を殺すと言う事の意味を真剣に捉えるべきであろう。


 刑に服したとしても人を殺したと言う事実からは一生抜け出せない。


 人を殺すと言う罪の重さは他のどんな罪よりも重いものなのだから。

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