税務の片隅で。

アクセスカウンタ

zoom RSS 農水省の深い闇(闇専従問題の行方)

<<   作成日時 : 2009/03/19 11:01   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 農林水産省が農政事務所の職員などによる組合のヤミ専従疑惑を隠していた問題で、組合対応などを担当する本省の秘書課長が昨年4月、全国の農政事務所長ら46の出先機関の幹部を前に、「このようなことが明るみにでたら地方組織は維持できない」などと発言していたことがわかった。

 発言があったのは、同課が内部調査で、全国で142人の職員にヤミ専従の疑いがあるとの結果を得た4日後。発言を「口止め」と感じた事務所長もおり、同課が直後に「再調査」したところ、疑惑対象の職員数をゼロと報告した事務所長もいた。

 問題の発言をしたのは松島浩道秘書課長(51)。

 複数の関係者によると、昨年4月7日、東京・霞が関の本省で、全国の7の農政局や39の農政事務所の幹部を集め、出先機関の職員の配置転換計画などを説明する会議が開かれた後、農政局の総務部長や農政事務所長が残された。

 この席では、農政事務所長らに、社会保険庁のヤミ専従について報じた新聞記事のコピーが配布され、松島課長が「他省庁に『農水省にもヤミ専従がある』という投書があったので調査をしたところ、地方の驚くべき実態が明らかになった」などと発言。政府の地方分権改革推進委員会などで、地方農政局を含めた国の出先機関の統廃合案が議論されていることを受け、「このようなことが明るみにでたら、とても地方組織を維持していくことはできない」などと話したという。

 この数日前、同課では各農政局と各農政事務所に対し、4月1日時点での全農林労働組合(全農林)幹部の勤務実態を報告するよう指示。それをもとに、同月3日には142人の職員にヤミ専従の疑いがあるという結果を得ていた。このため翌4日、松島課長が、全農林に「再調査」することを予告したうえで、同課が9日付で全国の農政局と農政事務所に「再調査」をするよう文書で指示していた。

 松島課長の発言について、農政事務所長の一人は「ヤミ専従について実態に近い数を報告されて、怒りながら困っているという感じだった。あれでは、本当の報告はするなという圧力と受け取っても仕方がないだろう」と話し、別の事務所長も「その後の再調査ではゼロと答えた」としている。

 この指摘に対し、松島課長は「発言の内容を詳細に覚えているわけではないが、ヤミ専従は是正する必要があるという趣旨だった。もし、口止めと受け取った人がいたとしたら本意ではない」と釈明している。

(2009年3月16日14時40分 読売新聞)



 闇専従の問題は労働組合内部だけの問題に留まらずに、地方組織そのものの存続をも揺るがす問題に発展する。


 表に出た時には隠蔽を支持したかもしれない渦中の人は退職し、組織の維持のために口を噤んでしまった。


 労使共に組織の維持そのものにだけに固執した格好であり、そこに行政のあり方を真剣に議論するという姿勢は微塵もないかのようだ。


 誰のための行政サービスなのか?


 何のための組織なのか?


 それを考える人がどこにも存在しない結果なのか。


 闇専従の問題だけでなく、組織そのものが腐っていると言われてもしかたがない。


 調査は何のために行われたのかが疑問だし、反省は責任は全てが有耶無耶になり、何のための調査だったのか分からなくなる。


 どの省庁にしても問題の構図はこの一点に掛かっているのだと思う。


 公平であること誠実であることは全ての物事の基本である事は言うまでもない。


 自助努力が働かないのであれば、せめて責任の所在だけは明らかにしてほしいものだが、それはない物ねだりなのだろうか。


 追記:当時の農水省大臣・事務次官も事の経緯は認識、報告されていたそうだ。


 結局:組織そのものでは事故回復能力はないということが結論づけられた。


 農林水産省が昨年4月、職員142人に組合のヤミ専従の疑いがあると把握しながら隠していた問題で、同省は18日、組合側に調査を事前通告するなどの手法について、当時の若林正俊農相や白須敏朗次官(昨年9月退任、現同省顧問)らにも報告していたことを明らかにした。

 当時の不自然な調査手法を省トップが了承していたことで、省ぐるみのヤミ専従隠しに批判が一層強まりそうだ。

 井出道雄次官と松島浩道秘書課長がそれぞれ記者会見で明らかにした。

 井出次官などによると、若林元農相に報告したのは昨年4月25日。秘書課がヤミ専従の疑惑のある職員を「0人」と結論づけた翌日で、事後報告の形だったが、当初は疑惑の対象者が142人いたことや、「組合に対し是正の要請をしながら、数度にわたり確認調査を行ってきたことも説明した」(秘書課)という。

 一方、当時次官だった白須顧問と、官房長だった岡島正明氏(今年1月退任)には、昨年4月1日付の調査が始まって以降、逐次、手法や結果についても説明し、了承を得ていたという。

 白須氏は「どういういきさつから記者会見でその話が出たか聞いていないし、辞めた人間なのでコメントしない」としている。

 この問題を巡っては、昨年3月、匿名の情報が寄せられたことをきっかけに、全国の地方農政局や農政事務所に組合幹部の勤務実態を調査するよう指示。この結果、142人にヤミ専従の疑惑があると報告されたが、その後、組合に調査日や調査対象を事前通告するなどして、「0人」になるまで調査を続けたことが分かっている。また、松島秘書課長は、調査開始後、全国の農政事務所幹部らを集めた会議で、「この話が外に漏れたら地方組織は維持できない」などと口止めともとれる発言をしていたことも判明している。

(2009年3月19日03時07分 読売新聞)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
農水省の深い闇(闇専従問題の行方) 税務の片隅で。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる