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zoom RSS 商工ローンが経営破綻

<<   作成日時 : 2009/02/23 12:47   >>

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 商工ローン最大手「SFCG」(旧商工ファンド、東証1部)は23日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。負債総額は3380億円。金融危機の影響で資金繰りが急速に行き詰まった。SFCGは強引な取り立てが社会問題になり、借り手から払いすぎた利息の返還を求められる訴訟も多数抱えていた。

 帝国データバンクによると、08年度に倒産した上場企業の負債総額としては、マンション分譲大手アーバンコーポレイション(2558億円)を抜いて最大。非上場を含めると大和生命保険(2695億円)を上回り、5番目。東京証券取引所は23日、SFCGを3月24日付で上場廃止にすると発表した。

 会見した大島健伸会長によると、昨年8月にアーバンコーポレイションの破綻(はたん)をきっかけに金融市場や不動産市場で資金の出し手が減り、資金繰りが悪化。大島会長は「金融機関から資金調達がほとんど受けられない事態になり、(昨年9月の)リーマン・ブラザーズ破綻後はもっとひどい状態になった」と話した。

 今月20日、会長兼社長だった大島氏が社長職を小笠原充副社長に譲り、新体制に移行したばかり。だが、大手金融機関からの約100億円の融資が条件面で折り合わず、22日夜に民事再生法申請を決めた。今後、支援企業を探すが、現時点で交渉している企業はないという。貸出先となっている約5万社の資金繰りへの影響も懸念される。

 同社は、過剰な高金利の融資や保証人らに対する強引な取り立てが99年ごろから社会問題化。00年には契約書類の偽造などで、05年にも公正証書の委任状の不当取得で、金融庁から業務停止命令を受けた。

 06年に最高裁が利息制限法を超えた金利を無効とする判決を出したのをきっかけに、借り手側からの過払い金の返還請求訴訟が急増。返還額は年間100億円を超え、資金繰りに行き詰まる要因になった。会見に同席した阿部信一郎弁護士は「100%弁済することは困難だ」と話し、返還額の一部カットは避けられないとの見通しを示した。
(朝日新聞より)



 最高裁判決が下ってからのローン会社の財務内容は下降線をたどっていた。


 それでも、引当金を積むなどして対処してきたのであろうが、やはり、資金繰りがショートした格好だ。


 ただ、やはりグレーゾーン金利に頼った経営がどうしても拭いきれなかったのも事実であろう。


 どの、ローン会社も資金が苦しいのだと思う。


 特に最高裁判決の肝でもある起算日の考え方が返還請求額を増大させた。


 しかし、この問題でもローン会社の方に有利な起算日をとれば、借り手側に不利益を及ぼす事になる。


 裁判所もより弱い立場の側に立った視点での判決なのだから、判決自体には問題は無かったと考えるしかない。


 ただ、商工ローンに頼った経営をしていた取引先にとってはこれから資金需要が再度高まるであろうこの時期に非常に苦しい立場に追い込まれる事になる。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この会社に親子共々苦しめられた人を知っています。親の会社がSFCGから借入をし、順調に返していたのですが、不況の折仕事が激減し支払いが滞りがちになった頃から、催促の電話が頻繁になり、借主の状況などお構いなしに返済を強要するとのこと。あと、支払に息詰まると新たに借りさせ、しかも公正証書を勝手に作成し、根保証などというとんでもない制度を強要し、契約した事務所で、借主の同意を得ず勝手に顔写真(証拠写真?)を撮り…聞いていて恐ろしくなりました。
SFCGのような極悪金融業者が経営破綻したのは大変喜ばしいことですが、債務者の状況がどうなるのか気になります。ちなみにその親子はというと、親は既に自己破産、息子は個人再生申請中の身だそうです。哀れですよ、全く。特に会社員の息子は、家族に責められ、弁護士には支払の金の事ばかり言われ、仕事にも集中できないと嘆いていると聞きました。自殺も一時考えたそうですが、今必死でマイナスを取り戻そうと頑張っているとの事。望みを捨てずに頑張ってほしいと思います。
k-bob
2009/02/24 02:48
 k-bobさん、コメントありがとうございました。
 SFCG自身は違法の取立てによる報道がなされてきました。
 その中で、どうしてこの会社に借りる人がいるのだろうという疑問を持つ方も多くいられる事でしょうが、どうしても資金繰りに困る中小企業があるのは必然なのかもしれません。
 だからこそ、法律による縛りが必要なのだろうと思います。事例の方も大変なのが見て取れます。少しでも良い方向に向かう事を望むだけです。
すかんく
2009/02/25 17:32

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