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zoom RSS 調書漏出事件にみる公益性とは何か?

<<   作成日時 : 2009/01/27 17:51   >>

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 06年に奈良県田原本町で起きた医師宅放火殺人事件をめぐり、医師の長男(18)=中等少年院送致=らの供述調書を引用した本「僕はパパを殺すことに決めた」(講談社)が出版された問題で、秘密漏示の罪に問われた鑑定医の崎浜盛三(もりみつ)被告(51)の公判が27日、奈良地裁であった。講談社内で出版に唯一反対したとされる加藤晴之・前「週刊現代」編集長(53)が被告側証人として出廷。「(関係者の)プライバシーへの配慮がない。大きな問題があると思った」と出版を批判した。

 加藤氏は、事前に内容を知った際に「公益を図るものではないと思った」と述べ、「自分なら公権力の介入を招くような本は作らなかった」「どこかでブレーキをかける責任が講談社にはあった」との考えを示した。

 また、今月14日の前回公判に証人出廷した著者の草薙厚子氏が、取材源は崎浜被告だったと明かした点について「(取材源は)命に代えてでも守るべきもの。被告がどう対応しようと、絶対に守らなければならない」と疑問を呈した。崎浜被告が刑事責任を追及されていることへの思いを尋ねられると、涙ぐみながら「講談社の人間として、公権力の介入を許し、本当に申し訳ない」と述べた。

 証言を終えた後、加藤氏は取材に対し、「自分は出版に反対したが、中止させる権限はなかった。もう少し大きな形でアラームを鳴らし続ければよかった」と話した。

 加藤氏は06年2月から2年間、週刊現代編集長を務め、現在は講談社の学芸局次長。

 加藤氏の尋問は被告・弁護側の申請で決まった。弁護側は、草薙氏らに調書を見せた目的について「少年に殺意がなかったことを社会に広く伝えたかった」と正当性を訴え、無罪を主張している。加藤氏の証言で調書入手後から出版までの問題点を示し、崎浜被告が取材を受けたこと自体は「取材・報道の自由」の範囲内である点を印象づける狙いとみられる。

 崎浜被告が逮捕、起訴されたのを受けて、講談社が昨年4月に公表した第三者調査委員会の報告書などによると、07年5月の出版前、当時編集長だった加藤氏は週刊現代に本の事前広告を出すか検討するために本のゲラ刷りを読み、担当者に対して出版の中止を主張したとされる。報告書には、加藤氏が「これは暴露。本が問題になったとき、胸を張って公益性を主張できるか。その主張が世論の支持を受けるか。絶対にできないと思った」などと出版に反対した経緯が説明されている。

 加藤氏は同じく編集長だった06年11月ごろ、この放火殺人事件をテーマに草薙氏のリポートを2週にわたって週刊現代に掲載した。このリポートでは供述調書は引用されていない。

 前回の公判では、草薙氏が取材源を初めて明らかにして謝罪。本で調書を大量に引用する形になった経緯について「自分が決められるわけではない。講談社の編集者から『読者の手に取ってもらうために事実経過を説明するのがよい』と引用を提案された」と証言した。

 27日午後からは被告人質問が予定されている。
(朝日新聞より)



 この裁判にはいろいろな意味がある。


 報道とは何か、取材とは何なのか、出版とは何なのか・・・・。


 人により色々な思いがあるのだと思う。


 公益性とは知る権利とは・・・。


 今回の「僕はパパを殺すことに決めた」とは実際に起こった放火事件の少年の調書を基にした商業本の出版にまつわる調書漏洩が裁判で争われている。


 被告本人も漏洩を認めている。


 尚且つ、執筆者までその取材源を裁判中に明かしてしまった。


 漏洩自体は許されない。


 公益性云々以前の話だ。


 だが、その後、取材源を明かしてしまう記者(執筆者)言語道断の行為であり、彼女に今後取材されたいと思う人はいないだろう。(どうでも良いけどね)


 最低限の職業倫理もない。ホントびっくりだよ。


 少年だから許されるのかと言う問いを唱える人がいる。


 当然、罪を犯せば少年であろうとなかろうと罰するべきだ。


 だが、今回の本の出版は講談社の商業主義の有り様をまざまざと見せ付けている。


 のぞき趣味以外の何物でもないし、売るためなら何をしても良いという感じを受ける。


 その後の有り様もとてもほめられた物ではない。


 結果がどうなるかは分からない。


 後味の悪い裁判であることは間違いない。

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