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zoom RSS アリに踏まれる象(1兆円交付金の使途自由は何処へ)

<<   作成日時 : 2008/12/03 11:44   >>

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 「地方への1兆円」は首相が与党案をのむ形で決着した。しかし、使途を公共事業に縛った交付金は、首相が当初、思い描いたものとはほど遠く、首相の指導力の低下を印象づける結果となった。

 首相は地方への1兆円について「地方が自由に使えるカネ」と繰り返し、一時は使途に制限のない「地方交付税にする」と踏み込んだ。だが、道路族の猛反発で、交付税は引っ込め、具体案づくりを党側に委ねた。首相の顔を立てるために別枠で検討している地方交付税増額に触れ、党側に「交付税はできるだけ増やしてほしい」と注文をつけるのがやっとだった。

 案づくりは道路族が主導し、交付金の使途は公共事業に絞りこんだ。とはいえ、道路整備予算の確保を強く求める地方自治体の首長らは不満を募らせ、一方で自民党内からは「あいまい決着」に批判も出ている。

 2日、東京・日比谷公会堂。自治体や関係業界による「道路整備の促進を求める全国大会」が開かれた。奈良県十津川村の更谷慈禧(よしき)村長は「(交付金は)さっぱり訳がわからない。道路に限定されない交付金捻出(ねんしゅつ)のために道路予算を圧縮することは絶対にやめていただきたい」。佐々木雄三・島根県議も「自民党に結集する都道府県議は、決着の仕方によっては逆噴射とまでは言わないが、力が入らなくなる」と総選挙での協力を盾に揺さぶった。

 与党内からも異論が噴出する。自民党各派の若手議員らは2日、「道路特定財源一般財源化を抜本的に進める会」を発足。呼びかけ人の鈴木馨祐衆院議員は「景気を口実に無駄な道路を造り、一般財源化を骨抜きにしてはいけない」と語気を強めた。一方、公明党は暫定税率の3年維持に納得できない様子。同党の2日の会合では、出席者から「一般財源化して暫定税率を維持するのは(有権者から)とても納得されない」「税率の根拠を明らかにしないと国会論戦で持たない」などの意見が続出。政府や自民党に、自動車重量税・取得税の暫定税率撤廃などを求めることで一致した。

 交付金化で、一般財源化の中身は大きく変質しそうだ。当初、暮らしに身近な分野の予算を手厚くするはずだったが、「地方の公共事業特定財源」に衣替えするだけに終わる恐れもある。

 一般財源化を打ち出した福田前首相は、道路予算を圧縮して生み出した財源を「生活者財源」と呼び、医師不足や環境対策などに回す考えだった。しかし、麻生首相は「地方へ1兆円」の方針を打ち出し、地方対策に転換した。

 新しい交付金は、ガソリンにかかる揮発油税収のなかから自治体に配分する「地方道路整備臨時交付金」(08年度予算で約7千億円)をなくし、その代わりに金額を3千億円増やして創設する。自民党道路族と国土交通省が温めてきたアイデアで、国交省が配分を決める仕組みは維持される可能性が高い。

 従来の地方道路整備臨時交付金の8割は継続事業で、各自治体はすぐにはやめにくい。国交省幹部は「公共事業限定となれば、使い道はおのずと要望の高い道路に向かう」とみる。「無駄な道路整備を減らし、税金をもっと必要性の高い分野に使う」という一般財源化の本来の目的は大きく後退しそうだ。

 公共事業限定の交付金だけでは「地方が自由に使える」という首相の意向に反するため、自民党は道路特定財源から回す分とは別に、地方交付税の増額を検討中。その場合、国の歳出は増え、赤字国債の新規発行を増やさざるを得ない。財務省幹部は「地方の公共事業や交付税が増える一方、国の借金が増えるのでは、何のための一般財源化なのか」とため息をつく。
(朝日新聞より)


 今の内閣を象と表現する事は間違いなのかもしれない。


 しかし、行政府とは何なのかをあらためて考えさせられる出来事だと思う。


 そもそも、内閣総理大臣とはどんな職責なのかも疑いたくなる。


 与党にももう、この内閣を支えようと言う人は殆どいないといって良いのであろう。

 
 寄って集って政府の財源を食い物にした挙句にこの体たらく。


 付けは増税と言う形で国民に降り注ぐ。


 もちろん、国民が悪いわけではない。


 なにせ、この体制を知らない、見ない、関係ないと言って選挙に行かない人が半数に上ろうかという投票率。


 「改革・改革」と言っては社会構造に痛みをもたらしただけの状態が続く中、それでもピクミンの様にあなたに着いて行きます。


 騙した方が悪いのか、騙された方が悪いのか・・・・・。


 もちろん、騙した方が悪いに決まっている。


 今やどうにもならない所にまで来ている。


 後は座して死を待つだけと言う所に完全に入り込んでいる。


 道路建設が悪いとは言わない。


 そこが問題なのではない。


 その決定過程に問題があるのだ。


 政官業の癒着は必要悪と言う名の下に面々と続いている。


 何が良いと思うのか、今の状態を忘れる事のない事を望みたい。

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またもや妥協で公共事業限定の交付金に 今こそ問われる自民党
オツカレでした。 ...続きを見る
ハズレ社会人
2008/12/03 14:38

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