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zoom RSS 原油下落で苛立つOPEC

<<   作成日時 : 2008/12/01 13:06   >>

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 【カイロ=尾形聡彦、井上道夫】石油輸出国機構(OPEC)は29日の緊急会合で、減産見送りを決めた。ただ、原油価格の下落が続き、OPECの盟主サウジアラビアは価格上昇を求め始めている。世界経済の減速などで価格動向を見通せない不安感やいらだちが、OPECに広がっているようだ。

 「適正な価格は75ドルだ」。29日付のクウェート紙にサウジのアブドラ国王の、こんな発言が掲載された。国王は「原油は世界の産業の背骨であり、いまのところ代替できないエネルギー源だ。この地域の国々にとって収入の主要な部分を占めている」とし、産油国経済に与える影響を訴えた。

 もともと、サウジは「価格は市場が決めること」(ヌアイミ石油相)と繰り返していた。OPEC内のタカ派であるイランが9月に「100ドルが受け入れ可能な最低水準だ」と公言しても、サウジは慎重な姿勢を崩さなかった。それが一変した。

 7月に1バレル=147ドルの史上最高値をつけた原油の先物価格はその後急落。9月には100ドルを割り込んだ。

 OPECは、70ドル割れに至った10月に緊急総会を招集。日量2880万バレル(イラク、インドネシアを除く11カ国)だった生産目標を、11月から150万バレル引き下げ、減産することを決めた。ところが11月に入っても価格下落傾向が続き、一時は50ドルを割り込んだ。減産は十分な効果を上げていない。

 現在は若干値を戻して55ドル程度で推移する。しかし、OPEC加盟国のある閣僚は朝日新聞の取材に「まだ原油価格は底値を打っていないと思う」と不安げに語り、さらなる価格下落を見通す。

 OPECの減産にもかかわらず下落が続くのは、金融市場の混乱で投機的な資金が細っていることに加え、世界同時不況の様相が強まるなかで原油の需要減が予測されているためだ。サウジのヌアイミ石油相は「原油の在庫が急速に積み上がり始めている」と懸念を示す。

 29日の緊急会合では生産目標を据え置いた。ヘリル議長は「今後2週間、市場の状況を注視する」と硬い表情で声明文を読み上げ、記者団の質問に答えずに会場を後にした。

 一方で、OPECは12月17日の次回総会で追加減産に踏み込む姿勢をにじませた。アブドラ国王の「75ドル」案について、バドリ事務局長も「適正だ」と語るなど、OPEC内で支持が広がりつつある。原油価格の低迷が続けば、次回総会での減産を求める声はさらに強まりそうだ。
(朝日新聞より)



 どれだけの投機マネーが原油先物に流れ込んでいたのであろうか。


 世界の経済が下降線を辿り始めたとはいえ、今や最高値の3分の1に価格が下落していると言っても過言ではない。


 もっとも、異常な高値だったのは間違いない。


 ブラジルが持つ海底油田の採掘場の採算ラインが60ドル〜70ドルと言われているだけに、最深部での採掘は採算割れしているのであろう。


 だが、正直言って可哀想な事態と思えない所がある。


 この所の原油高に対し価格は市場が決める事だと言い続けていたのはOPECの方ではないかとすら思えるからだ。


 だが、確かに余りにも低水準になるのは安定供給という観点からはマイナスであろう、減産も選択肢の一つだと思う。


 消費国も生産国も納得の行く方策を望みたい。

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