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zoom RSS 下落傾向止まらぬ株式市場!

<<   作成日時 : 2008/10/08 15:09   >>

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 8日の東京株式市場は、ダウ工業株平均が508ドルの大幅安となった前日の米国市場の流れを受け急落した。日経平均株価の午前の終値は前日終値より460円78銭安い9695円12銭で、03年11月以来約4年11カ月ぶりの安値となった。進む円高傾向と世界的な景気減速への懸念から、自動車株が6%以上下げるなど、東京証券取引所第1部銘柄の9割程度が下落している。

 取引時間中に日経平均が1万円の大台を割るのは2日連続。一時は同469円04銭安の9686円86銭まで下落した。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)も42.21ポイント低い935.40。日経平均、TOPIXともに5営業日続落で、7日につけた年初来安値を更新している。出来高は11億2千万株。

 東証1部銘柄は、業種別でも大部分が下げ、輸出関連株はトヨタ自動車、日産自動車が年初来安値を更新した。

 米金融当局は市場への資金供給の強化を決めたが、「より抜本的な金融危機対策が必要」(大手証券)と反応は鈍く、株価下落の歯止めにはなっていない。アジア市場の株価指数も、中国・上海、韓国、台湾、シンガポール、豪州で下落している。

 株式市場から資金が流出しているが、通常は受け皿となる債券相場は小動きで、「株価下落の損失穴埋めで金融機関が債券を売っている」(市場関係者)との見方もある。

 金や原油先物価格の上昇幅もさほど大きくなく、第一生命経済研究所の熊野英生・主席エコノミストは「世界のマネーが行き場を失い、滞留している状態ではないか」と指摘する。(橋本幸雄)
(朝日新聞より)


 午前中の市場も下げ一色といった感じだ。


 円高が加速し100円を切り99円台に突入した。


 アメリカ経済のみならずヨーロッパも今度のサブプライムローンの問題に直撃を受けた。


 結局、バブルを経験していた邦銀だけがリスクを恐れて手を出さなかった事が今回幸いしている。


 ただ、経済は今や相対的なもので、資本の流動性は20世紀の時と全然違う。


 コンピューターの発達が資本の流動性をより高めたからだ。


 また、日本の経済は外需型と言ってもよく、どうしても、海外に依存している。


 幾ら海外で儲けたとしても、日本に資金を戻すには円への換算が行われる事になり。


 そうした場合、今回の円高傾向はかなりのマイナス要因となる。


 ただ、この場合、日本に資金を戻すとすればであり、余剰資金を他にドル建てで活用したとすれば話は変わってくるのではないか。


 そこで問題になるのは今回の場合、アメリカだけではなくヨーロッパをも巻き込んでいることだ。


 その点は非常に悩ましい。


 どう、資金を活用していくのかは個別の企業にとっては悩ましい問題は残る。


 もう一つは株価の乱高下だ。


 アメリカの株価が下がると連動して日本の株価が下がるのが昨今の日本の株式市場だ。


 確かに、今までは海外投資家が株価を押し上げている一つの要因であった事は間違いない。


 そのおかげもあって、日本経済の景況感を僅かながらでも押し上げていた要因にもなっていた。


 その逆に、現在の状況は海外投資家が自分達の手持ちの資金が無くなってきた為に渋々、損切り覚悟で投売りしている状態と言ってよい。


 政府の言っている強がりもあながち全てが嘘な訳ではない。



 日本の企業のファンダメンタルは現在のところそれ程酷いものではないが、売る相手人っていた人たちがバタバタ倒れているのだから、確かに今までと同じように物が売れる状態にはない。


 その点では、やはり非常事態に陥っていると言える。


 ただ、私達全ての人が今の株を損切り覚悟で必死に売る必要はないのではないか。


 特に最近は黒字倒産も目につく様になってきた。


 こうした企業の資金ショートの問題の方が遥かに深刻な状態と言えよう。


 もう少し、事体を対極的に見る目も必要なのではないか。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
日本の株価が下がったのは、日本企業にとっては、ありがたいことです。他日本企業の株を購入すればよいのです。日本企業が日本株式市場の中心になれれば、全体の株価の上昇がなくなっても変な投機マネーによる相場変動リスクを低減できます。今の日本企業の弱みは、変な投機マネーによる自社株の変動(有価証券の評価損益)ですので。
一般人
2008/10/09 08:26
 一般人さん、コメントありがとうございます。
 一つの側面としては、そういう考え方もあると思います。
 ただ、外資を怖がっていれば結局、株式市場の活性化は阻害されてしまい、何よりも株価の下落傾向は新規上場企業の足を鈍らせる事にもつながります。 
 株式を公開する最大の目的は資金調達にあると言えます。
 その点ではやはり、この下落傾向はかなりのマイナス要因になっているのだと思います。長い目で見れば今回の暴落も一つの現象でしかありません。
 また、確かに時価会計主義の導入により評価損益に対するリスクは高まっており、その点で言うと今回の暴落は企業にとってかなりのダメージを負わせる事になります。
 ただ、相場として将来を織り込むのだとしても、昨日の大暴落はパニック以外の何物でもないでしょう。
 市場万能主義を唱えていた人たちにとってはここ数日の世界の株式市場の動きに落胆しているのではないでしょうか。
すかんく
2008/10/09 10:39
株式市場は、資本調達の一面を持っていますが、それは株式公開の一時的な要素のひとつですね。
お互いのリスク低減を図る目的で株式市場があるのであって、マネーゲームのためにあるのではないと思いますよ。本来の農産物の先物相場もそうです。消費者側の市場価格の安定と、生産者側の天候リスクの低減と、2つの要素のバランスを取るために存在しています。株式も本来、リスク低減するためです。
相場として、商いをしている金融業紛いの人が可笑しいのです。
お金を転がしても、価値は生まれません。
価値のない物で利益を得ることが、そもそも無理がありますね。
一般人
2008/10/09 21:03
 先物に対する問題点は多々あると思います。
 金融工学が発展したと言うにはあまりにもお粗末な話で、結局こじつけにしか過ぎない気がしています。
 お金を転がすだけで価値を生まないと言う点では本当にそう思います。
 資本は払い込まれた額により決まるわけですから次に増資でもしない限り本来の資本の充実にはその点で言えば何ら寄与していないわけですからね。
 どう表現するのが適切なのかは難しい所ですが、市場は市場でありそれに全てをゆだねる事の危険性は身に染みたのではないでしょうか。
 今回は世界的に見て本当に教訓となったのでしょうが、今日の株価の動きを見てもパニックが収まる気配はありません。
 もう、ある意味、世界恐慌に入ってしまったのかも知れません。
すかんく
2008/10/10 13:46

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