税務の片隅で。

アクセスカウンタ

zoom RSS ライブドア、あらためて所得隠しを国税局に指摘される。

<<   作成日時 : 2008/07/10 11:29   >>

かわいい ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

 ライブドア(現・ライブドアホールディングス)が東京国税局の税務調査を受け、06年9月期までの4年間で約13億円の所得隠しを指摘されたことが分かった。買収した会社との間で架空取引をしていたなどと認定されたという。利益を水増しするために買収先の資金を還元していた構図が改めて浮き彫りになった。

 申告漏れ総額は約23億円で、追徴税額は重加算税や地方税などを含め約12億6千万円。すでに修正申告しており、「指摘を厳粛に受け止め、法令順守と信頼の回復に努めたい」としている。

 問題とされたのは、04年10月に子会社化した結婚仲介サイト運営会社「キューズ・ネット」との取引など。

 ライブドアの説明によると、キューズ社は04年9月、実際にはライブドアが業務を行っていないのに、広告プロモーション費やサーバー監視・保守メンテナンス費などの名目で計約8億8千万円をライブドア側に支払った。

 こうした支出はキューズ社の所得を圧縮する結果となった。国税局はこれを架空取引と指摘したうえで、税務上は親会社の利益を高めるための寄付金にあたり、経費とは認められないと認定したとみられる。キューズ社は子会社になっており、ライブドアが課税対象となった。

 ライブドアは当時の堀江貴文社長ら旧経営陣の意向で、04年9月期の連結経常利益を50億円にすることを目標としており、これが架空取引の背景にあるとみられる。

 一方で、ライブドアはその後、資金繰りに困ったキューズ社を救済するため、実際には購入していないコンピューターシステムなど固定資産を、キューズ社側から仕入れたことにするなど約3億円の架空経費を計上。所得隠しと認定されたという。

 このほか、03年9月期にサーバーレンタル会社「アットサーバー」など5社を子会社化した際、営業権償却費の計上をめぐり、経理ミスがあったとして、約10億円の申告漏れを指摘されたという。

 一連の粉飾決算事件で、法人としてのライブドアは有罪判決が確定しているが、一審で懲役2年6カ月の実刑判決を受けた堀江元社長らは控訴している。

 07年4月に持ち株会社化したライブドアホールディングスは現在経営陣を刷新し、インターネット事業と通販事業をメーンに立て直しを図っている。08年3月期(半期)の連結売上高は約421億円。(中村信義、舟橋宏太)
(朝日新聞より)



 あらためて、関係会社間での資金還流が裏付けられた形となった。



 上場会社の場合、当然利益を出すことが最大の課題となる。



 非上場会社の場合と考え方が百八十度かわるといっても言い過ぎではないのかも知れない。


 
 もちろん、事実を記載する事が財務諸表には求められており、会社の大小に係らず計上基準が変わるわけではない。



 税法上、大会社とそうでない会社では適用できる物とに違いが出てくるわけだが、財務諸表を作成する段階では大きな違いは出てくるわけではない。



 今回の場合、当時の経営陣は拡張路線を走るあまり、許されない一線を軽々と越えていた事になる。



 資金だけが、各社の間を駆け巡るだけの架空取引のオンパレードと言った所であろう。



 あらためて、この問題の根深さを示す一例となった。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
法律は悪用するためにある。と思う人が増えたのでしょうね。
一般人
2008/07/13 11:04
 一般人さん、コメントありがとうございます。
 規範意識が薄れてきているのは間違いないようです。
すかんく
2008/07/15 12:09

コメントする help

ニックネーム
本 文
ライブドア、あらためて所得隠しを国税局に指摘される。 税務の片隅で。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる