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zoom RSS 主要排出国が長期目標を共有する事で合意

<<   作成日時 : 2008/07/09 14:00   >>

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 北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は最終日の9日、主要8カ国(G8)に中国、インドなど8カ国を加えた主要排出国会議(MEM)の首脳会合が開かれ、温室効果ガス削減の長期目標の共有を支持することを明記した首脳宣言を採択した。16カ国はMEMの継続を決め、来年のイタリアでのサミットでもMEM首脳会合を開くことで一致した。

 首脳宣言は、先進国と新興国の双方は「排出量削減の世界全体の長期目標を含む長期的な協力行動のためのビジョンの共有を支持する」としたうえで、「(国連交渉で)長期目標を採択することが望ましいと信じる」とした。

 G8側が共有を求めた「50年までに半減」など、具体的な数値には触れていないが、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が昨年5月に示した「50年半減」を含む「野心的な複数のシナリオ」について「真剣に考慮するよう求める」ことで一致した。

 また、長期目標を達成するために、20〜30年時点を想定した中期目標の必要性に言及した。先進国と新興国がそれぞれ目指すべき方向を提示し、先進国は「国際的な義務に合致した形で、中期の国別総量目標を実施」と明記。その目標を実現するため「できる限り速やかに排出量の増加を止めるため、行動をとる」とした。新興国については「国ごとの適切な緩和の行動を遂行する」ことで一致し、こうした行動は先進国側からの「技術や融資」によって可能となるとした。

 日本や欧州連合(EU)が提案していた排出量を減少に転じさせるピークアウトの時期は盛り込まれなかった。米国は4月、「25年までにガス排出量の伸びをゼロにする」との自国の目標を掲げたが、世界全体のピークアウトの時期については明らかにしていない。G8では長期目標をめぐる調整が難航し、ピークアウトについての議論は深まらず、その時期について一致できていない。

 日本政府関係者によると、9日の首脳会合では、新興国側が先進国側に対し、「特にガス削減の中期目標を率先して示すべきだ」と注文。これに対し、先進国側から否定する見解は示されなかったという。

 米国の提唱で昨年9月に発足したMEMは、192カ国が参加する国連の交渉と異なり、世界の排出量の8割を占める16カ国による協議の枠組み。これまで4回、会合を開き、初めての首脳会合となる今回で一区切りの予定だった。だが宣言案には「09年にコペンハーゲンで開かれる気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の成功を促すため、引き続き建設的に協力する」と明記され、国連交渉を補完する調整の場として存続させることで一致した。(稲田信司)
(朝日新聞より)



 何処まで実効性があるかはまだまだ不透明である。



 だが、世界の排出量の8割を占める16ヵ国が危機の共有を図る事に意味はある。



 地球がこの数十年で確実に温暖化していることは間違いが無く、また二酸化炭素の量が確実に増えている事もまた事実である。


 
 二酸化炭素の量が温暖化の原因かどうかは決定的な証拠は無い。



 しかし、原因の一つである事は間違いない以上、何らかの方策が必要である事にも間違いはないはずだ。



 この問題は一カ国でどうこうする話ではなく、各国の思惑だけで解決できる話ではない。



 だが、あまりにも高い目標は結局何の益ももたらさないかもしれない。



 それでも、明日を生きる為に今何が必要で、何をすべきなのかを各国が真剣に考えるべきときが来ている。


 
 その事もまた事実なのであろう。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
原因究明ができていないのにその対策に躍起になるのは本末転倒でしょう。 結局多額の費用をかけほとんど結果が得られないということになるからです。 通常の省エネを推し進めるのにとどめるのが賢明でしょう。 決して環境税、炭素税ましてや排出権取引に進むべきではないでしょう。
セレステ
2008/07/09 15:25
 セレステさん、コメントありがとうございます。
 二酸化炭素が地球温暖化の主要因であるかどうかは絶対的な科学的根拠とはいえないとは思っています。
 しかし、二酸化炭素の絶対的な量が増加している事は間違いありません。
 何処まで増えていけば、どうなるのかは誰にとっても未知数の問題なのかも知れません。
 排出権取引の問題は難しい問題です。絶対的量の問題のはずが、排出権取引により相対的量の問題に摩り替わる可能性を秘めているからです。
 しかし、資本主義の中で企業や途上国にメリットがある事を示す必要性があるのもまた事実なのでしょう。
すかんく
2008/07/09 18:34
乗り遅れましたが、端的に言うと、現在数値の半減と言っているが、はっきり言って、EU圏の纏まった姿勢と、米国には温度差がありすぎます。中国、インドの途上国の問題も山積です。
外野の私からすれば、途上国は早く規制すれば、自ずと当たり前になって行くだろうが、設備が出来上がった国では、さらに経済悪化も否めないはずです。
国民生活の安定より、国のメンツが大事とは、些か馬鹿げてますよ。
義宗
2008/07/10 01:25
 義宗さん、コメントありがとうございます。
 地球温暖化の問題が本当に二酸化炭素の問題だけなのかどうかは議論の余地があるのかも知れません。
 色々な説があるだけに、地球そのものがそういう時期に来ているという説もあります。
 ただ、二酸化炭素の量が増えている事は間違いが無いそうです。
 経済の問題は確かに重要で経済を犠牲にしてまでと言うのも分かる気がしますが、生きていけなければ、経済がどうなると言う問題を凌駕してしまう気がします。
 どうすれば正解という答えがない問題なだけに難しいのだと思います。
 途上国にも途上国の言い分があるだけに、議論が噛み合わないのも事実なのでしょう。
 一度向上した生活を落とすのは難しい、そんなジレンマがあるのも事実でしょうし、本当に難しい問題です。
すかんく
2008/07/10 11:16
原理として、CO2排出を規制することに意味はありそうですね。
ただ、一番問題なのは地球の温室化もそうですが、温室の中が十分暖かいのに、さらにストーブをつけつづけることをお互いが了解したことに、罪はありそうですね。ご指摘のように、今日と明日の積み重ねが未来だということを考える必要性はありますね。
一般人
2008/07/13 10:58
 一般人さん、コメントありがとうございます。
 利害が対立しているだけに、なかなか上手くはいかないようですね。
すかんく
2008/07/15 12:04

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