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zoom RSS ライバル店を妨害(最高裁で賠償命令)

<<   作成日時 : 2008/07/08 13:34   >>

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 茨城県守谷市にパチンコ店を出店しようとしたところ、近くに診療所を作られて出店を妨害され、損害を被ったとして、同県筑西市のパチンコ店経営会社が、宇都宮市のパチンコ業者や東京都世田谷区の医療法人などに約7億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が8日、最高裁第3小法廷であった。

 藤田宙靖裁判長は、「他のパチンコ店の営業を妨害するために診療所を開設させたことは、許される自由競争の範囲を逸脱している」として業者と医療法人の不法行為を認め、請求を棄却した2審・東京高裁判決を破棄、賠償額を算定させるため、審理を同高裁に差し戻した。

 判決によると、パチンコ店経営会社は2001年5月、守谷市の国道沿いに新規パチンコ店を建設したが、医療法人が同年4月、すぐ近くで整形外科の診療所を開業した。当時の同県条例は「診療所の周囲100メートル以内ではパチンコ店は営業できない」と規定。経営会社は開店を断念した。

 周囲には、宇都宮市の業者の店舗が三つあった。また、医療法人の代表者と宇都宮市のパチンコ業者の代表取締役は親族で、医療法人は、パチンコ業者側から土地を購入していた。

 2審判決は、診療所の医師について、「パチンコ業者の目的を知って協力した」と認定しながら、「公益性のある診療所の医師として診療に従事している」として、不法行為の成立は否定していた。

(2008年7月8日 読売新聞)



 漫画を地で行く事件の最高裁判決が下された。


 東京高裁では、不法行為そのものは認めたが賠償命令事体は却下されていた。


 今回はライバル店が自己の利益追求の為に開店の妨害行為にでた訳だが、この問題が生活権との場合はどういった判断が下されるのであろうか興味は尽きない。


 だが、医療法人も含めての賠償命令なだけに、厳罰と言って差し支えないであろう。

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コメント(4件)

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モラルが低下すると、法律が役に立たないことを示していますね。最高裁まで巻き込むような問題では無いと思いますね。
一般人
2008/07/13 11:08
 一般人さん、コメントありがとうございます。
 明らかな判例変更ですからね。最高裁まで行く価値はあったのだと思います。(結果的にですが)
 この判例が及ぼす影響が悪い方向にならない事を願いたいです。(この裁判上では、今回の判断は妥当だと思います。)
 
すかんく
2008/07/15 12:14
私も裁判としては、妥当な判決だと思います。
初審の地方裁判所で下してもおかしくない判決ですね。おそらく、初審から立証されている事実は変わってないでしょうから。ひょっとすると、地方裁判所は、高等裁判所、最高裁と順番に裁判官の教育機関では?って疑ってしまいました。最高裁でも、まだ教育機関かも?って恐ろしい考えも浮かびました。
一般人
2008/07/15 20:28
 一般人さん、コメントありがとうございました。
 下級審では出せなかった判例なのだと思います。どうしても上級審で覆される事を裁判官自身が嫌う傾向があるのですから、今までの判例からすれば、出しづらいのだと思います。特に今回の場合、経済的利益が基本的人権との比較を考慮に入れた場合、二重の基準との絡みもあるでしょうし、本来の風営法の趣旨との比較もあるでしょうから、難しい判断だったと思います。
 今回の場合、事実が営業妨害であると認定した所に賠償命令の根拠としたのでしょう。
 この判例の適用に当たってはこれから先の判決にあまり影響しない方が良いのでしょう。
すかんく
2008/07/16 10:40

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