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zoom RSS 「五輪の囚人」中国人活動家が国家転覆扇動罪の適用を受ける。

<<   作成日時 : 2008/04/28 20:42   >>

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 ロシア国境に近い黒竜江省チャムスは「中国で最も早く日が昇る都市」として知られる。ここで生まれ育った元工場労働者が3月、「国家の転覆を扇動した」として懲役5年の判決を受けた。

 楊春林氏(52)。アルミ工場を20年前に解雇され、浴場であかすりの仕事をするなどして生計を立てた。妻(55)は心臓病を患う。長男(17)は専門学校で日本語を学ぶ。

 05年12月。医療過誤を訴えた親族と病院側との交渉に立ち会い、「保安員」と称する二十数人の男に暴力をふるわれた。母親(79)は肋骨(ろっこつ)を折られた。警察は黙殺。楊氏は地元や北京の政府機関に陳情したが、相手にされなかった。この事件をきっかけに法律を独学する。

 チャムスから約200キロ離れた農村では、開発のため耕地を奪われた農民が地元政府に抗議を繰り返していた。楊氏は零下30度まで冷え込む冬場も徒歩で出向き、農民を法律面で支援した。

 そんな楊氏が昨春、「要人権、不要奥運(五輪より人権を)」というスローガンで署名活動を始めた。北京五輪に巨費を投じるより人権状況を改善してほしい。訴えがインターネットで広がり、署名は1万人を突破。楊氏は一躍、著名な活動家となった。

 7月。公安局が楊氏を自宅から連行した。それまでに4度、警告されたが、楊氏は聞かなかった。「国家政権転覆扇動」で逮捕されたと家族が聞いたのは、連行から48日後のことだった。

 判決公判。被告席の楊氏は手錠と足かせをはめられ、振り返ることすら許されなかった。有罪に「中国に民主はない」と嘆いた楊氏は退廷時、両手でドアをつかみ、「息子にしっかり勉強するよう伝えてくれ」と叫んだ。傍聴席の長男に気づいていなかった。係官がスタンガンを楊氏に突きつけて言葉をさえぎる。妻子は泣き崩れた。

 弁護士らによると、楊氏は拘置所で何日間もベッドに手足を鎖で縛りつけられたまま食事や排泄(はいせつ)を強いられた

 「五輪の囚人」

 海外の人権団体は、楊氏をこう呼んでいる。(北京=坂尻信義)
(朝日新聞より)



 こうした事例は何も彼だけではない。

 
 中国、政治犯等のキーワードを検索にかければ、こうした話は次から次へと出てくる。


 中国は共産党の独裁国家である。


 故にこうした国家に楯突くと思えば公然と見せしめにさせられる。


 法治国家の体はなしていないばかりか、その意思すら感じられない。


 故に今回のようにオリンピックの聖火リレーでの騒ぎになってしまう。


 自分たち自身で種を蒔いている。


 その事に気付いているのかどうかは分からないが、例え気付いているとしても他国が非難している事が悪いと思い込む。


 人民自身も自分たちの権利など気にしていないのかもしれないし、また、自分たちがどの様に写っているのかも分からないのかも知れない。


 その点で言えば、中国政府は上手く人民を飼いならす事に成功しているのであろう。


 我々もこうした隣人を注意深く見ておかなければならない。


 反面教師という面と自分達に危害が及ばない様に・・・。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しております。すかんくさんが仰るように、人民統制はできているが、人権を無視しているのは否めません。
今回の長野リレーも、ほとんど国家事業と言わんばかりの集結を見せました、これについてはナショナリズムとして見習わべき事ですが、ただそれ以外の行動については、些か疑問が残る所です。五輪開催までには、まだ予断は許さない情勢だと思います。
義宗
2008/04/28 22:56
 義宗さん、コメントありがとうございます。
 愛国心と言う事もできますが、韓国での留学生が起した事件の例もあり、笑って見ていると言うだけでは済まされない問題もでてきていますが、チベット問題だけでなく、中国政府の最大の問題点は法治国家ではないという事でしょう。国際社会の一員としての自覚は皆無と言っても言い過ぎではありません。
すかんく
2008/04/29 09:37

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