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zoom RSS 渋谷のバラバラ殺人、三橋被告に懲役15年

<<   作成日時 : 2008/04/28 15:49   >>

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 東京都渋谷区の自宅マンションで06年12月、夫(当時30)を殺害し、遺体を切断して遺棄したとして殺人などの罪に問われた三橋歌織被告(33)に対し、東京地裁の河本雅也裁判長は28日、懲役15年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。裁判長は「殺害時や遺棄した時の行動は被告の意思や判断に基づいて行われていた」と認め、完全な責任能力があったと判断した。

 三橋被告の弁護側は判決後、被告が以前から控訴しない意向を示していたことを明らかにし、今後の対応については協議して決めるという。

 公判では、三橋被告が殺害などの事実関係について全面的に認めたが、弁護側は「被告は自分自身の意識に従って行動したり、善悪を判断したりする能力がない『心神喪失』の状態で、責任能力はなかった」として無罪を主張した。犯行当時の三橋被告に責任能力があったかが争点となった。

 河本裁判長は、完全な責任能力があったとした上で、「夫からの暴力による地獄のような夫婦生活が殺意に影響していることは否定できないが、残酷で無残な犯行だ」と非難した。

 公判では、検察側、弁護側がそれぞれ請求した鑑定医2人が精神鑑定を行い、いずれも「被告は犯行当時、短期精神病性障害で『もうろう状態』や幻覚が起きており、『心神喪失』だった可能性がある」とする結果を報告していた。

 河本裁判長は、精神鑑定結果について「信用性を疑う事情はない」とした上で、三橋被告が殺害直前に短期精神病性障害を発症し、「急激に一定の意識障害を起こし、幻聴や幻視があった」と認めた。だが「別人格が現れたことはなく、夫を殴ったときの夫の反応などを記憶している」と指摘。「暴力を続ける夫から逃れたい、この生活を終わらせたいなどと考え、とっさに殺意を抱いた」と殺害に至った経緯を挙げて、「動機は理解でき、犯行の様子にも異常さはない」と認めた。

 遺体を切断した状況についても「身元が判明しやすい頭部は離れた公園に捨てるなど、犯行の発覚を防ぐ行動をしている」と認定。「幻視などの症状があったが、責任能力に問題を生じる程度ではなかった」と結論づけた。

 責任能力をめぐっては、三橋被告の公判と同様に2件の「心神喪失」の鑑定結果がでた男性被告が二審で「心神耗弱で有罪」となった事件の上告審判決で、最高裁が25日、初判断を示していた。被告の責任能力を判断するのは裁判所だとする従来の判例を踏襲しつつ、「専門家である精神科医の意見は、公正さや前提条件に問題がない限り、十分に尊重して認定すべきだ」と述べて、審理を尽くすよう東京高裁に差し戻していた。

 河本裁判長は28日の判決で、「専門的意見を十分に尊重するが、鑑定結果は専門家としての分析結果だ」と言及。「最終的な責任能力は法的判断により決まるもので、その意味では責任能力の判断は鑑定結果に拘束されない」と述べた。
(朝日新聞より)


 この事件は犯行後の状態に異常さが認められる事件であろう。


 裁判が続く間に、どうして殺したのかと言う事は理解できる話となっていった。


 もちろん、殺すのではなく離婚と言う選択肢がなかったのかと言う疑問はそれでも残る。


 いろいろな事が言われていたが、どうしても納得できない部分があったのも確かであろう。

 
 25日に別の事件での最高裁判決が出て、専門家による判断を十分に考慮するべきだとの判決が出ていただけにその事が影響するのではと言われていたが、今回は影響を受けないとの判例が示された。


 私はこうした精神障害の事例における責任能力の有無を論じるのは好きではない。


 精神障害であるから無罪とすることを正直に言うと好ましい事ではないと思っている。


 ただ、法の構成上こうした判断が加味される事はしかたがないのかもしれない。


 懲役15年が人を殺し、それを隠蔽しようとした被告に対して重いのか軽いのかは意見の分かれる所かも知れない。


 人を殺す事がどう言う事なのか、被告自身が答えを出さない限り、ここの事案が本当に終わらない事だけは確かだと思う。


 三橋香織被告自身が本当の意味での反省をする日が来ることを祈るだけである。


 夫からの暴力で絶望的な気持ちになったとしても、夫を殺すことまでは正当化できない――。東京・渋谷の夫殺害事件で三橋歌織被告(33)は28日、懲役15年の判決を受けた。東京地裁で進められたスピード審理の中で、争点は「なぜ犯行に及んだのか」から「責任能力はあったのか」へと大きく変わり、異例の展開をたどった。

 「被告の精神障害は、責任能力に問題を起こす程度ではなかった」。河本雅也裁判長は、判決でそう指摘した。

 被告が事実関係を認める中、犯行当時の責任能力をどうとらえるのか。この点が焦点となって公判は進んだ。

 三橋被告は、精神鑑定医が同席した2月12日の被告人質問で、自らの精神障害の症状について初めて説明した。「周りが映画のワンシーンのように見えた」「大きな白いボールに包み込まれていた」

 それまでの公判で被告は、夫からのドメスティックバイオレンス(DV)や殺害時の詳しい状況について、よどみなく語っていた。

 「右手で(ワインの)瓶を逆さまに持ち、いっぱい、たたいた。彼の頭の部分に当たり、彼は『何で』と言って向かってきた」。三橋被告は時に涙を流しながら「夫が怖かった。24時間監視されている感じだった」と訴えた。

 DVを避けるためのシェルターに一時入所した後も、夫の暴力が続いていたのか。そう問われると、身ぶりを交えながら「偶然を装って、両腕をひねって首を絞めるなど暴力が注意深くなった」と説明していた。

 こうした訴えは、「夫からの暴力がなくなった後も、自分に有利な条件で離婚しようと画策していた」という検察側の指摘と、激しく対立。三橋被告が公判で反論する様子はワイドショーなどで詳細に報じられ、法廷での被告の発言は注目を浴びた。

 精神鑑定が転換点となった。「犯行当時、『もうろう状態』で責任能力が問えなかった可能性がある」とする結果が3月10日の法廷で報告されると、三橋被告は供述内容を大きく変えていった。

 「両手でボトルを持っていたが、体が重くて仕方なくて(夫の頭に)下ろした」「殴るところは実際には見ていないし、関係ない物が見えていた」。「カウンセリングの代わりの感じで(医師に)話した」という鑑定結果からは、弁護人も知らなかった内容が次々と明らかになった。

 殺害や遺体を切断した詳しい状況を問われると「覚えていない」と繰り返す一方で、警察に捜索願を出したり、凶器となったのこぎりなどを実家に送ったりしたことについては「自分がやっていることを分かってやっていた」とも述べた。

 「心神喪失」だと認められれば、三橋被告は無罪となる。だが遺体が見つかった後も夫の母親と電話で「警察で夫でないと確認した。別人で良かった」と一緒に泣き、公判で「私が間違いなく犯人」と悲惨な犯行の事実を認めた被告が、罪に問われなくてよいのか――。精神鑑定そのものに疑問を投げかける声まで上がり、犯行当時の被告の心情と事実に迫る難しさも、浮き彫りになった。

 三橋被告は、法廷で初めて夫の両親に会ったという。厳罰を求める両親に、三橋被告は「心からおわびいたします」と謝罪した。だが、夫に対する気持ちを問われると、三橋被告はこう振り返り、謝罪の言葉を口にすることはなかった。

 「彼に対しては、自分の犯したことを考えると、あまりにひどいことをしてしまったので、私自身まだ整理がついていないというのが正直ある」(河原田慎一)
(朝日新聞より)

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