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zoom RSS 混合診療に司法のメス(東京地裁が画期的判決)

<<   作成日時 : 2007/11/07 16:59   >>

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 健康保険が使える診療(保険診療)に上乗せして保険外の診療(自由診療)を受けた場合、保険診療分まで全額患者負担になるのは不当だとして、神奈川県内のがん患者が、国を相手取り、保険を受ける権利があることの確認を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。

 定塚誠裁判長は、保険診療と自由診療を併用する「混合診療」を原則禁止している国の政策について、「混合診療を禁止する法的な根拠はない」と述べ、原告に保険診療分の受給権があることを認め、国側敗訴の判決を言い渡した。

 日本の健康保険制度の前提となってきた混合診療の原則禁止を違法とした初めての司法判断で、厚生労働省は法改正を含め保険制度の見直しを迫られそうだ。

(2007年11月7日15時16分読売新聞)



 近年、稀に見る画期的な判決ではないか。


 前々から、「混合診療」を原則として禁止している国の政策は間違えていると思っていたが、歯科以外では日本は許されてこなかった。


 特にがん患者などの場合、アメリカやEU等では承認されたものや、日本においても別の癌では使用できるが、その癌には保険適用できない等の場合、その抗がん剤を使えば全てが自由診療となり、莫大な金額を請求されることがあった。


 事実上、承認されない限り薬や治療ができないと言う弊害が横行している。


 それに、何も自由診療の部分まで保険適用してくれと訴えているわけではない。


 自由診療の部分は全額支払い、そうでない部分を保険適用にしてくれと言っているに過ぎない。


 これが認められた所で、健康保険制度の大幅な増額になるわけではない。


 この判決を受け、厚労省が保険適用の見直しを受け容れることを切に願うが、最高裁まで戦うことになるのであろう。


 この裁判は画期的であり、是非、この判決を支持し続けたい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そう単純な話ではないそうですが、やはり、保険診療分は保険で見ると言うのが当たり前のような気がするんですが。
自由診療を一緒にしたら、保険診療が効かない、と言うのは納得しがたいものが有りましたから、これは良い判決だと思います。

上級審で、ひっくり返る可能性が高い気はしますけどね。
クルトンパパ
2007/11/08 06:50
 クルトンパパさん、コメントありがとうございます。
 混合診療の適否には、他にも理由はあります。
 ですが、その枠を超えても現在の高度に進化してきている医療をどの様に組み合わせ、出来るだけ保険診療を組み入れる事が大切なのではないかと思います。
 ただ、クルトンパパさんの言うとおり、上級審では、ひっくり返る可能性が高いと私もそう思います。
すかんく
2007/11/08 12:01

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