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zoom RSS 臓器移植法から10年(読売新聞社説を読んで)

<<   作成日時 : 2007/10/16 13:13   >>

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 臓器移植法の議論を、国会はいつまで凍結し続けるのか。

 きょうで、臓器移植法が施行されてから10年。法律には、施行3年をめどに見直す、と規定されている。にもかかわらず、これまで手つかずの状態だ。

 この間、日本で行われた脳死移植は、60例余りにとどまっている。現行の臓器移植法が、脳死した人から心臓などの提供を受けるにあたって、世界で他に例のない厳しい条件を定めているからだ。

 脳死した本人が、カードなど書面で提供意思を示していることに加え、家族の同意も必要だ。15歳未満は意思表示能力がない、とされ、提供できない。乳幼児は臓器の大きさが合わないため、国内で心臓などの移植手術を受けることは不可能に近い。

 欧米などでは、本人の意思が分からない場合、家族が承諾すれば臓器提供を認める。幼児から幼児への移植を含め、米国では毎年数千例、欧州の主要国でも年間数百例の脳死移植が行われている。

 このため、日本では、乳幼児から大人まで、少なからぬ人が移植目的で海外に渡航しているのが現状だ。国内では脳死移植を制限する一方、外国で臓器の提供を受ける。このようないびつな状況を、いつまでも続けるわけにはいくまい。

 国会には、二つの臓器移植法改正案が議員提案で提出されている。

 一つは、条件を欧米並みに緩和するものだ。実現すれば、臓器移植によって救われる命が、かなり増えるだろう。ただし、「移植を優先して、瀕死(ひんし)の人の治療が安易に打ち切られるのではないか」と不安視する声も根強い。

 もう一つは、厳しい条件は変えずに、臓器提供の意思表示ができる年齢を12歳まで下げる案だ。移植の可能性はわずかながら広がる。だが、乳幼児が国内で移植を受けられない状況は同じだ。

 問題は、与野党の駆け引きが先行し、まったく国会審議が進まないことだ。審議が始まる見通しすらない。

 臓器移植では、脳死問題以外にも議論すべきことが多い。

 愛媛県の宇和島徳洲会病院を舞台にした腎臓売買が摘発され、生体間移植のルールの不備も顕在化した。中国やフィリピンで臓器売買に近い形で移植を受けてきた人の診療を断る日本国内の病院があり、その是非も問題になっている。

 臓器移植に対する社会の価値観や医療技術は、10年で大きく変化している。現行法のままでは現実に対応できない。

 尊厳死、生殖医療など、ほかにも生命倫理にかかわる問題が山積している。党派を超えて取り組むべき課題である。

(2007年10月16日読売新聞)



 移植に関しては色々な問題点や不審点を感じる人が多いと思う。


 心疾患の子供を持つ親にとってはより、深刻な問題だと思う。


 私自身、移植を受ける立場になった場合は移植治療を受けるつもりはない。


 移植を待ちながら生きて行く事に絶えられないと思うからだ。


 だが、心疾患の子供を持つ親になった時、この子はどうしたいだろうと言う問題に直面した。


 うちの子の場合、移植医療を今の所必要としていない。


 だが、最終手術までいった後に絶対に必要がないとは言い切れない。


 この子が15歳を過ぎていたらその時はこの子の判断を尊重しようとは考えているが、その前にもし必要となった時、どうすべきなのかを本当に悩むと思う。


 自分自身の事であれば、簡単に割り切る事もできるし、決断もしやすい。


 移植医療は臓器提供者の命と引き換えの医療なだけに、慎重にしなければならないと言う思いと、切実な人がいると言う状況、そして、海外に渡って手術を受けると言う現実がある。


 色々な条件があり、現実がある。


 それだけに、一概に何が良いと書けない所がジレンマだ。

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