税務の片隅で。

アクセスカウンタ

zoom RSS 集団的自衛権行使へ、政府は憲法解釈で乗り切る構え!

<<   作成日時 : 2007/04/26 12:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2

 安倍首相は26日午前、集団的自衛権の行使を認めるための憲法解釈変更について「私の方針は随時述べている。所掌の部署において、私の方針にのっとって整理研究等をしているのは当然ではないか」と述べた。集団的自衛権の行使はこれまでの憲法解釈では禁じられてきたが、行使の容認に向け内閣法制局などで検討を進めていく意向を示したものだ。

 米国・中東訪問への出発前に、首相公邸前で記者団に語った。

 首相はこれまで、集団的自衛権の研究を機に解釈変更に踏み込む考えを示唆している。17日の米メディアでも、憲法の解釈変更について「世界に貢献するために政治家として責任ある者として考えるべきだ。その観点から法整備、解釈を研究していきたい」と強調していた。

 ただ、複数の内閣法制局幹部は26日朝、首相からの検討指示を否定、憲法解釈の変更も検討していないとしている。今回の発言には、歴代首相が国会答弁で示してきた憲法解釈の変更に消極的な内閣法制局を牽制(けんせい)する狙いがありそうだ。

 政府は25日、首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」を設置。ここでは、(1)対米ミサイル撃墜(2)公海上の米艦船への攻撃に応戦――など四つ事例についての研究を求めている。懇談会設置について、首相は「(憲法を)どう解釈すべきか議論をしてもらいたい」と解釈変更に意欲を示した。
(朝日新聞より)


 本来、各論としての個別的自衛権と集団的自衛権とを区別した議論が行なわれてきた。私自身は自衛権に個別的と集団的を分けている事に少し違和感を感じてきた。

 歴代の内閣はそれでも、憲法9条下において、自衛隊の合法を勝ち取る為に自衛隊は個別的自衛権の為にのみ武力を行使する可能性を述べてきた。

 今まで、この解釈において自衛隊は殆ど海外に派兵される事もなく、自国民が他国民を国家を背負った上で危害を及ぼす事はなかった。

 稀に見る平和な時代だったと言えよう。

 それは少なくとも、憲法9条をどう見るかの戦いだった。

 私自身、純粋に憲法9条を見た時、2項においての一切の武力の保持を禁止していると捉えている。

 では、自衛隊が必要ないかと言えば、決してそうではないと思っている。だからこそ、憲法は改憲されるべきだと捉えてきた。

 どの国家であれ、自分で自分の身を守る事は自然な行為であり、国連憲章においても自国の防御は認められている。

 だが、今のような解釈の変更で乗り切ろうとする事は間違えていると思う。

 現在の首相がどこかへ侵略戦争を仕掛ける可能性はゼロに近いであろうが、遠い将来、昔来た道を絶対になぞらないと言う保証はない。

 だからこそ、憲法において権力者を縛っておかなければならないのだ。

 解釈は時の政府の都合で変える事が出来る。

 集団と個別を切り離して考える事で自衛隊を合法としてきたのであれば、それを今になって変更する事は許されない。

 どの様にめんどくさい作業であっても、現在の政府は憲法改正をもって目的の変更をなさなければならない。
 
 日本は法治国家なのだから。

 都合の良い解釈論だけを振りかざしていれば、いざと言う時とてつもないしっぺ返しを食う時が来るように思う。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
集団的自衛権
集団的自衛権は認められて当然なんだがイラクに派遣する前に認めねばならなかったという当たり前の反省が何故なされないのか不思議 ...続きを見る
右派社民党公式ブログ
2007/05/01 22:52

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
以前から思っていたのですが、旧社会党が「一言一句変えさせない」代わりに「解釈改憲」を認めた事で、事実上の歯止めがなくなったと思ってます。

憲法改正には高いハードルがあるのですが、解釈改憲の場合、事実上内閣の決断だけで何でも出来ます。
これは本当に怖い。

海外への自衛隊派遣、いつの間にか「実戦部隊」の派遣も可能になりました。どこまででも変えられるものだと言う事が、どうにも不安です。

ちゃんと議論をして、国民投票にかけ、憲法を変えるべきだと思っているのですが。二度と侵略はしない事を明記して。
クルトンパパ
2007/04/27 06:17
 クルトンパパさん、コメントありがとうございました。
 解釈改憲の弊害はそれに尽きると思います。日本の政治体制は間接民主制です。ある政党の中で、選ばれた人が内閣総理大臣になる訳です。
 現在のように、内閣の権限が強くなる中で、一見なんでもないと思えた人が、権力を手にした時に、あらぬ方向に国民を導き出す事が絶対にないとは断言できないでしょう。
 だからこそ、解釈の変更で済ましていい問題とそうではない問題が存在するのだと思います。
 追伸:コメントの返答ありがとうございました。跳び箱、探してみます。
 おもちゃ箱にもなるそうで、少し興味がわきました。
すかんく
2007/04/27 12:34

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
集団的自衛権行使へ、政府は憲法解釈で乗り切る構え! 税務の片隅で。/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる