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zoom RSS 保険金による回収!(サラ金の回収術、年3600件)

<<   作成日時 : 2006/09/13 11:49   >>

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 消費者金融各社が借り手に生命保険をかけている問題で、消費者金融大手5社が05年度に受け取った死亡保険金は3万9880件で、うち1割にあたる3649件の死亡理由が自殺だったことが、金融庁の調査で分かった。金額は明らかではないが、保険金は借り手が残した借金の穴埋めに使われたとみられる。事実上「命が担保」となっている実態が、改めて浮き彫りになった。

 この生命保険商品は「消費者信用団体生命保険」と呼ばれ、消費者金融会社が保険料を負担し、借り手が死亡すると消費者金融に300万円を上限に保険金が支払われるのが一般的。複数の業者から借りている場合にはその都度加入するため、実際の自殺者数は支払件数より少ないとみられる。

 民主党の長妻昭衆院議員の質問を受け、金融庁がアイフル、アコム、プロミス、武富士、三洋信販の消費者金融大手5社から聞き取り調査した。

 金融庁によると、保険加入から1〜2年以上たつと、保険金を受け取る際に死亡診断書などの提出が省略できる。死因が特定できないケースもあるため、自殺を理由とした支払いが、実際は今回の調査結果より多い可能性もあるという。

 業界関係者によると、この仕組みは20年以上前に始まり、原則として借り手全員に加入してもらっているという。大手消費者金融の幹部は「住宅ローンの団体信用生命保険と同じで、遺族へ借金返済の負担が及ばないようにする借り手へのサービス」と言う。

 これに対し、消費者金融に詳しい宇都宮健児弁護士は「無担保が売り文句なのに、命を担保にしている。過酷な取り立てを助長する要因にもなっているのではないか」と指摘する。

 警察庁のまとめでは、05年の全国の自殺者数は3万2552人で、うち動機が「経済・生活問題」のケースは7756人にのぼる。

 消費者信用団体生保をめぐっては、生保加入の同意書が借金の申込書と一体になり、生保加入に気づかない借り手が多いことが問題化。金融庁は生保各社に対し、借り手が保険加入に同意したことの確認を徹底するよう指導している
(朝日新聞より)


 この実態を分かってもなお、金融庁は貸金業規制法改正で9年間の猶予期間を置く事に固執しようと言うのであろうか。

 勿論、貸し手側に全面的な非があるとは言わないが、逆に貸し手側に非がないとはいえない。
 
 最高で年間30%近い金利による貸付は暴利と言われても仕方がない。

 また、昨今言われている、取立ての様子をTV等の報道を見ていると、大手と言われるサラ金と呼ばれていた時代となんら変化していない事を窺わせる。

 挙句に、生命保険をかける事が遺族に対するサービスだとのたまう態度がふてぶてしい。単に資金の回収の為にやっている行為を人助けのような言い回しに呆れるばかりだ。

 文中で、消費者金融に詳しい宇都宮健児弁護士のコメントにもあるが、無担保を謳い文句にしている消費者金融が事実上の命の担保を取っているに等しい。

 今回の報道を見るまでもなく、正しい姿への貸金業規正法が回帰してくれる事を望む。

貸金業規正法について
http://matsubakaikei.at.webry.info/200609/article_4.html

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消費者金融調査室
2006/11/26 13:48

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
中小零細企業の繋ぎ資金のために、どうしても有る程度の高利を認めるべきだ、と言う意見もあります。
だが、零細企業主の意見としていけば、年利28%などと言うところに手を出さなければならない企業は、ほぼ間違いなく潰れます。

そんないい加減な理由で、グレーゾーンを残すなら、政府系金融機関を統合するのではなく、中小零細の、借りるのがきついところにもっと簡単に貸してくれる制度を作ってくれたほうがいいのですが。
クルトンパパ
2006/09/13 15:28
お久しぶりです。命を担保ですか…。需要と供給で借り手側にも問題があるのは間違いないですが、貸す側にさらに問題ありなのはこの一例を見ても明らかですね。こういう連中を野放しにしておく事は、悪徳法律屋を増やす事にもやりかねず日本全体のモラルの低下をさらに助長させますね。こうした悪循環はなんとしても断たなければなりません。
万能なモグラ
2006/09/13 21:20
保険会社も一癖も二癖もあると云う訳です。サラ金ばかり取り沙汰されていますが、明らかに本人の同意がないのに、受けている保険会社も同じ穴の狢にか見えません。
ネット社会では、サラ金会社の社長は在日ばかりと揶揄されてますが、借り手にも問題ない訳ではないので、この問題は簡単には解決しないでしょうね。利権に議員が群がっているうちはね…。 サラ金も日本特有の融資システムが故に、根深いものです。
義宗
2006/09/14 01:27
クルトンパパさん、コメントありがとうございました。
 短期融資でしかも少額であれば、高金利で貸し出す事も仕方がないのではないかと言った国会議員がいました。
 一時期、中小企業の取り巻く環境は本当に厳しいものでした。
 銀行は本当に手のひらを返すとはこのことだなと思うほど、酷い状況にあったと思います。
 その中で、こういった金融業者に走ってしまった、中小企業の経営者は多かったのではないでしょうか。
 裁判においても、金利を20%を超える物は違法であるとの判例が出ています。
 もし、今回の法案が通るとすれば、この違法とされた金利部分が少なくとも9年間は合法化されることになるのですから、始末におえません。
税務の片隅で。
URL
2006/09/14 11:48
万能なモグラさん、コメントありがとうございました。
 勿論、借り手側にも責任はあるのだと思います。借りた物は返す、当たり前の事かも知れません。しかし、このグレーゾーン金利は本来返す必要のない部分の金利と言えます。
 モラルの向上を社会全体に望みたいものですね。。。
 
税務の片隅で。
URL
2006/09/14 12:16
 義宗さん、コメントありがとうございました。
 保険会社にとっても良い収益の種なのかも知れませんね。
 議員は勿論、役人の中にもこうした利権構造に組み込まれている人が沢山いるのかもしれませんね。
 
税務の片隅で。
URL
2006/09/14 12:21

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